最近の住宅の性能公開。
たまに「八村さんってデザインに力を入れ出してるんですか?」って質問もあったので、そういうイメージになってるんだな、と。
普通に嬉しいです。
ただ明確に答えると、設計もデザインも性能も拘ってます。
毎日の暮らしの中で、いくら性能がすごく良くても、住みづらい間取りやチープな空間だったりするのも違うと思いますし、逆にいくらデザインや設計が良くても、性能がなく暑くて寒いのも違いますよね。
両方中途半端は、もっと良くないかも。
性能も設計もデザインも良いと、毎日が楽しい空間で過ごせると思うんですけど、どうでしょう?
さて、今回の新築工事での性能ですがHeat20-G2仕様です。過去に何度も書きましたが、数字の良さが住み心地の良さではありません。
今回の住宅ですが、UA値は0.35w/㎡k、
C値はこれから工事なので測定できませんが、毎回0.1〜0.2です。
C値については0.5以下であれば充分だと思います。
断熱性能等級は6です。この辺りは7地域です。
数値でも良さはわかると思います。
これ以上に数値を上げるのも簡単です。
ほんとに。それが数字の世界の性能です。
性能は、もう23年程やってるので自信はあります。
今でも現場で、空調工事を施行するのは僕の役割で、どこに空気を送るか、どこにエアコン設置すれば良いか、温度のコントロール、湿度のコントロールなどは、よく分かってるつもりです。
性能を語れば、本が一冊書けるほどの情報量がありますw
約23年間の性能の進化もありますし、不具合もよく知ってます。
進化すればするほど、システムが複雑になっていく傾向にあるのかなと。システムが複雑になれば使いにくくなる。
断熱材では現場発泡断熱も最近では多いですが、現場発泡断熱でも不具合はあります。
ウチの場合は発泡系とボード系で分けてます。
どちらもメリット、デメリットはお伝えしています。
換気システムも、タッチパネルや湿度調整する機器類など複雑に慣ればなるほど、不具合が多くなってるイメージですね。
エアコンも安価でシンプルなエアコンは故障しづらく、様々な機能が付いたエアコンは壊れやすいです。
なのでウチでは安価で機能が少ないエアコンを推奨してます。
エアコンなど、性能が良くなって省エネやエコと言っていますが、壊れやすいとエアコン自体の交換や修理で、本当にエコなのか疑問に感じる事も多いです。
話が逸れてきましたw
性能と住み心地を良くするのであれば、
断熱
気密
換気
温度
湿度
空気の流れ
シンプルに
が必要な要素です。
ただ単に高気密高断熱は、住み心地は良くありません。低炭素住宅やZEHでも、性能数値は高いのに寒い暑いジメジメを感じる住宅は少なくない。
今の住宅で足らないのは「空気の流れ」だと思う。
身近なもので言えばサーキュレーター。
サーキュレーター1つで体感温度が全然変わります。
性能がない住宅でも、違いがよく分かります。
最後に、性能が良いだけでは快適な空間は作れない事を知っているので、設計やデザインにも力を入れているのが今の弊社です。
今週末にも相談会を予定してるので、もっと詳しく聞きたい方はお越しください。
分かりやすく説明します♪
ーーーーーーーー
◾️建築相談会
6/8-9
①10:30〜 ②14:00〜
ご予約はDMもしくは下記URLで。
◾️相談募集しております。
メール・LINE・メッセンジャー・DMでもお待ちしております。
・LINEの方はこちら
◾️ショールーム内覧会
No Design Office
いつでもご案内できます。
ご予約はDM、もしくは予約フォームから。
和歌山県田辺市上屋敷2-9-18
◾️Hachimura Coffee
営業日のスケジュールです。
6/29-30 (13:00-17:00(19:00-23:00)
7/6-7 (13:00-20:00)高野山、西室院にて
7/28(時間調整中)RaRe、庄司珈琲ペアリングイベント
Σχόλια